データとスポーツビジネスの関連性
こんにちは。
Jリーグ、野球もWBC、オープン戦、ペナント、フットサルのトップ決定戦、Bリーグの初年度もそろそろ大詰めと晴はスポーツニュースに溢れています。
スポーツに世論が行くことはとても嬉しいのですが、オリンピック含めてこれが一過性にならぬように継続的に種をしかけていく事がとても大切だと思います。
最近の個人トレンドですがスポーツビジネスを行っているものの端くれとして、できるようになりたい事はスポーツ×感情の最大化です。
その為に統計学的な考え方は今後更に加速するものと現場にいる人間としてもひしひしと感じています。
どちらからと言うと、選手やチームパフォーマンス向けに活用されるこのスキルですが、この分析力を活用して最大化すべきなのは投資している企業という考え方がとても強く感じている事です。
スポーツマーケティング費用(広告宣伝費)は企業成績が落ち込んだ瞬間に真っ先に削られていきますが要は適切に測れない(図ることができる人が少ない)、という根本的な所に行き着くようです。
ロジカルに企業にとっても団体にとっても継続すべきパートナーシップだと証明できる事はスポーツビジネスを主軸に国力をあげていく事には必須なのではないでしょうか。
そんな事を考えながら、現場に出向いています。
最近は統計・データ・分析に関する情報・書籍・記事を集めまくっています。元々数学嫌いだった人間なのですがやりたい事の必須スキルである、と認識できると簡単ではありませんが継続して身につけるためのアクションができています。
そこで、最近のインプットした書籍で大変学びになったものがありますので是非ご紹介したいと思います。
顧客を2×2の枠組みでセグメントするフレームワーク
・バリュースペクトラムモデル
章毎に纏められている項目を引用させて頂く。
ターゲティング(誰に話しをするか)
-価値のある顧客とは自社にとってどんな顧客なのかを定義する事
-定義した価値を計測・追跡が可能な要素に変換する事
-価値の高さを基準にして顧客を順位づける事
メッセージ(何を話すか)
-顧客になぜ自分達からかうのかを尋ねる
-潜在的ニーズのリストができたら顧客にとって何がもっとも重要か見極める
-一度顧客が望むものを理解したらそれを念頭においてサービスを開発する事
ロケーション(どこで顧客を見つけるか)
-消費者はあなたの会社を見つけられるか?
-どこから消費者を探し始めるか?
-多くの中小企業にマスメディアは選択肢に入らない。
予算(いくら投資するか)
-本章で解説したツール類を活用する
-ハリー・ヘンリーの経験則を試すところから始めてみよう
-マーケティング予算の最適化を手助けしてくれる外部企業と会話してみよう。
-最後に最も重要なマーケティング目標を3つ考えそれに向き合ってみよ。
測定(有効性の有無)
-全ては『何を測定する必要があるかを考える事』から始まる
-計画を立てたら、必要なデータを探しに行こう。
-全てのデータを手にしたら、それをマーケティングダッシュボードに統合しよう。
最適化(有効性のあるものを伸ばし、無駄を排除するには)
-とにかくやってみよう。
-デジタル環境でテストしよう。
-デジタル環境を実験室にしよう。
まだまだ基礎固めの所ではあるがやはりマーケティングの本質に近づくためには遅かれ早かれマスターする必要のある領域だと感じます。
今の業務にどうやって活かすのか、どうやって実験するのかも手探りをしながらでも進めていこうと思います。
努力をすれば夢は叶うのか?
因みに私自身は夢は叶う!
努力すれば何でもできる!
おめでたい程に上記を信じて疑わず社会に飛び込みました。
学生の頃、就職活動時期に影響を受けた企業があるのですがその企業のTOPに推薦された本がこちら。勝負に勝つ - ippon-ashiのブログ 以前のエントリで紹介させて貰った本です。
恐らくこの本に出会わなければ、2億円でグラウンドを買う!というような就職活動はしなかったでしょう。
今日はこの【努力をすれば夢は叶う】問題について自身の経験を元に考察したいと思います。
現状、今年で30歳になりますが目標に到達できていません。
3年で転職をする予定は計画通りでした。
その原因を考えてみると、当初の数年間の努力をすれば夢は叶う信者として心身削りましたが、逆算と勝つ為の確率を上げるという概念がありませんでした。
こちらも以前のエントリで紹介した本ですが、まさに犬の道のような働き方でした。
やればなんでもできるという、高いと思っていても努力をすれば高い壁も登れる気がするという所は学んだのですが、登りきる速さや高さは上には上がいます。
世の中本当に広し。転んでも勝てそうもないヒトがわんさかいるんですね、これが。
そんなヒト達とラットレースを繰り返すには人生短し!
(そもそもラットの宿命は変える事ができない、という事はさておき)
ミクロで身近で明日には解決しなければいけない問題だけにとらわれるのではなく、も少し先で手触り感のある未来に対してはもっと戦い方を考えねば。
そしたら情報の入り方を変えねば、ということで始めたTwitter。
これ、本当世の中を勉強する為の最強ツールですよね。
この1年、Twitter経由で自分では読もうと思っても見なかった本を読んだり、考え方を増やしたりと圧倒的にインプットのクオリティを上げてくれたコンテンツです。
どうして今までやってなかったねん。と後悔しましたが、今気づいて良かったね理論で決着しました。
現在は世の中の原理、原則を理解する事を念頭にインプットを進めています。
各カテゴリのその筋のインフルエンサーから良書をピックアップしAmazonでポチる日々です。
※BookOffは好きだったんですが目的の本がない場合もあるので、確実に買えて中古も見つける事ができて、本を探す時間が必要のないAmazon経由での購入にシフトしました。
この漫画、ホント名画。
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる
それが、錬金術における等価交換の原則だ
その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた
多少の語彙ロジックはご愛嬌ですが、基本的には何事もトレードオフ。
この考えがないと何でもできると思う君になるので、自分で自分の首をしめます。
何かを諦めて何かを得るということは全ておいてシンプルなルールなのではないでしょうか。 上記理論を意識し始めてから仕事が上手くまわるようになりました。
ただし確率論や、ロジックばかりに頼り、ありとあらゆる物事を四角四面のメガネで捉えても純粋にトライしてみようとう初動スピードを上げる等メリットが受けられなくなるという、ことも痛感しています。
従って、今の信条としては
努力は成功には必要な要素だけれどそれだけではエッセンスが足りない。
どうやって勝つかまでのを徹底的に拘り勝つための確率を限りなく高めていく。
その為にはゲームのルール(原理・原則)をしる必要がある。
世の中のルールは基本トレード・オフにあてはめる事ができる。
明日の24時間をどうやって分配して、何に転換するのかきちんとプランを立てて寝る事にします。
”逆算”という強力ツール
社会人8年目。
ある程度のビジネスの基礎、基本ができるようになってきましたが業績達成をし続ける、という命題には常に四苦八苦しています。
若い頃はがむしゃらに目の前のタスクを檜の棒でやっつけ続けました。
それこそお客さんとの商談中、眠気に勝てず寝言を言った程です。
ある程度の限界までに達すると、檜の棒では幾らHPがあっても勝てる相手には限界があると気づき、銅の剣や鋼の剣など武器を磨き、知識や世の中のルール、原理原則を学び少ない攻撃回数で如何にしてに多くのモンスターをやっつけるかに全てを注いできました。
(実体験と体質から睡眠時間を削る、という行為は短期的には時間は増えますが長期的にはおすすめできません。)
勝つかわからないパワー系純算勝負から、勝つ為の戦い方を考える逆算思考というパラダイム・シフトです。
考え方の変化によりMPも手にし呪文も唱えられるようになり、
一人でできる領域が増えました。
それを支えたマインドは前の上司から読めと言われたこの書籍。
定期的に読み返し、後輩にも良く進めるようになりました。
僕も犬の道のど真ん中を歩いていました。
頑張る事は成果に直結するとは限らない。
自身のプロセスに誇大評価を与えていた自分としては、
結構ショッキングでしたが、良薬は口に苦し。
早めにパラダイム・シフトができ当時の上司にはいい表せない程感謝しています。
そろそろ期末。
常に軌道修正を積み重ねて来た結果、停滞する事なく少しずつ前に進むことができました。
初の自力達成が見えてきているのですが最後に大きな山がやってきました。
右往左往せず、シンプルに突き詰め限りあるHPとMPを振分、
適切な武器をチョイスし徹底する。
次のステージに行くための正念場です。
勝負はテーブルにつく前に決まっている。
さあ、準備をしないと。
顧客体験とデザインについて
今週はある2つの企業と打合せする機会があった。
こちらからご相談の機会を頂いたのですが、とても学びがあったのでログに残しておこうと思う。
ベンチャー企業に従事して6年目になるが、年度事に事業フェーズが成長しメンバーが増え顧客からの引き合いも増えてきた。生き残る事はできるであろう、という実感値を持ち始めながら更なる最大化を目指す為にはと日々思考錯誤を繰り返す、という日常。
その中で大きくある2つの事業グループが存在し、少しずつではあるが両グループの認知が広がり始めている。加速させる為に様々な施策を考えているのだが、徐々に僕らの会社が説明商材に近く、メンバーでさえ一言で言うと、に詰まる所がありこれらを一貫したものにすべきであると考えていた。
※この背景にはレッドオーシャンで戦いたくない(戦うべきではない)、少なく限られたリソースをどこに配置し、利益を最大化するのかを考え抜き、付加価値のあるビジネスモデルへ特化すべきであるという判断があるが、その詳細はまた別の機会に書こうと思う。
そして顧客からの目線で自社を捉えた場合、伝える顧客が多く、メッセージも全くバラバラである事、我々が価値として、ファクトとして我々が伝えたいものが上手く伝わっていないと痛感していた。
両企業からは直々にトップにお越し頂き、(うちのBOSSにも無理やり話しを聞いて貰った)上記相談をした。
両社とも豊富な実績があり様々な示唆を含んで居たが特に印象に残ったワードを幾つか。
■コーポレート・メッセージと事業メッセージを切り分けて考える
■事業ドメインのマーケット成長率を考えたリソース配分をする必要がある
■顧客体験から考える(顧客の時間軸からの体験に対しての施策を徹底的に考える)
■ブランディングをするものは”ある程度いいものである”という事
(但し、フルスペックがそのままブランドになるようなシンプルなマーケットではない)
と、まとまりのない我々の相談に対して、経営レベルまで思考レベルが及ぶであろうこの相談にいとも簡単に様々なアイディを膨らませていった。
(うちは結構複雑なビジネスモデルをしていると思っていたが、両社は5分で理解していた、、、)
ブランディングというワードを用いて情報収集をしているが、体型的にどこから着手ししていくのかイメージが沸かなかったが、両社とのMTGを経て外郭が見えてきている。
そんな中、立ち返る場所を社内に常に叫んでいた自分の右脳的感覚がより方向性として間違っていないと考える事ができたのが非常に大きかった。
前の上司に言われて覚えているのは、『うちの規模では逆に足かせになるから敢えて決めない』という反応だったのだが、今回の話を聞いた際には新たな概念が生まれた。
上位概念(中長期的)なものはほぼ固定し、誰に対してどんなベネフィットを提供するのかを定める。但し事業ポートフォリオに関してはストック、フロー、利益率高&低に関しては細かくPDCAサイクルを回していくべき、という事。
今回の話しを通じて、より深くささったのは
”顧客にどのようなベネフィットをもたらしたいのか”
を徹底的に考え抜き組織に浸透させていく事。
卵が先、鶏が先という話になるがあくまでも
利益が先行して顧客価値に投資をするのではなく、
顧客価値を徹底的に考え抜き、投資する事(金銭だけでなく知恵やパッションも)
ブランディングと言えば、幾つか学んだ本としては川上慎市郎氏・山口義宏氏の『プラットフォームブランディング』が主な教科書として大いに学びになった。
体験の一貫性については下記の図式で表す事ができるという
生活者のブランド評価=体験の魅力度×体験の量・時間×体験の一貫性
本ブログを整理する際にも参考にさせて頂いている。
サービス造りの基礎基本に立ち返る際に読み返したいと思う。
勝負に勝つ
こんばんは。
昨年から始めようと思っていたblogですが、やっとこさ始めました。
スポーツビジネスの世界で、HRマネジメントをメインに従事しています。
さて、今日のお題はなぜ今更blogを始めようと考えたのか。
それには幾つか理由があります。
【目標と現時点の差を把握したい】
現在の仕事で成し遂げたい事は、スポーツビジネスマーケットの社会的価値の向上です。
1日が終わる際には必ず振返り、昨日よりはできた事を探すように意識をしていますが、その分死にも近づいています。
命を削るのであれば、人生一度切り。燃え尽きたいと考えるのが男たるもの。
各日に一歩ずつ踏み込んでいる足跡を残す事が一番の目的です。
日々の業務に忙殺されないように、誰に見られるでもなくまずは継続する事をより
目標を常に意識する為にblogはいいツールなのではないかなと考えています。
スポーツビジネスを稼げる/能力を上げる事ができるマーケットとして認識して貰う事は当然ですが、情熱を注げる場所を創る。その創る側を支えている実績を創る、という所が最近のテーマでしょうか。
シンプルに言うと、熱く生きている人を応援したい!
これが根底の人生テーマでもあります。
東京オリンピックが決まり、スポーツ庁と経済産業省は現在のマーケットをあと9年以内に3倍にする、という指標を出している割にはまだまだスポットライトを浴びにくく、労働環境や報酬も高くはない。世のトップ層が転職したいと考えにくい世界ではありますがとにかく、いい仕事だと思います。
いい仕事に飛び込んで来た方々が、継続して情熱を捧げ続ける事ができるマーケットにしたいと本気で考えています。
【他の方の意見を聞いてみたい】
今のマーケットには業界の雄なる企業が存在しません。
常に、思考錯誤をしながら、どのような勝ち方があるのかを日々模索するような仕事の仕方なのですが、アウトプットをする事によって、他の市場との差を感じる事ができるのではと考えました。その差からヒントを得る事ができたらと考えています。
【個人ブランドを向上させたい】
仕事で成果を出す続け、内外共に評価され続けれる事が理想ではありますがいつも思い通りにならないのが世の常。
全てのツールが手元に揃うこの時代は個人の力がより影響力を及ぼします。
会社の看板を降ろした時に、果たして自分はどれだけ世の中に必要とされるのだろうという所は常に忘れないようにしなくてはいけないと感じています。
(正直、現在はいい環境で仕事をさせて貰っているのですが甘えないという意味でも)
少しでも影響力を発信したい、という事が狙いでもあります。
じゃあ何を持って、個人ブランドを向上させた、とい言えるのか。具体的な指標はまだイメージが沸いていないのですが、シンプルに外界マーケットからオファーが届く事がわかりやすい指標なのではないかなと考えています。
そうなると、やっぱり沢山の方々に読んで欲しいですし、その為には何かメリットのある事を提供しなくてはいけません。
と、真面目に考えましたが竜頭蛇尾にはなりたくないので、とにかくまずはアウトプットを継続する事を念頭に置いて発信したいと考えています。