”逆算”という強力ツール
社会人8年目。
ある程度のビジネスの基礎、基本ができるようになってきましたが業績達成をし続ける、という命題には常に四苦八苦しています。
若い頃はがむしゃらに目の前のタスクを檜の棒でやっつけ続けました。
それこそお客さんとの商談中、眠気に勝てず寝言を言った程です。
ある程度の限界までに達すると、檜の棒では幾らHPがあっても勝てる相手には限界があると気づき、銅の剣や鋼の剣など武器を磨き、知識や世の中のルール、原理原則を学び少ない攻撃回数で如何にしてに多くのモンスターをやっつけるかに全てを注いできました。
(実体験と体質から睡眠時間を削る、という行為は短期的には時間は増えますが長期的にはおすすめできません。)
勝つかわからないパワー系純算勝負から、勝つ為の戦い方を考える逆算思考というパラダイム・シフトです。
考え方の変化によりMPも手にし呪文も唱えられるようになり、
一人でできる領域が増えました。
それを支えたマインドは前の上司から読めと言われたこの書籍。
定期的に読み返し、後輩にも良く進めるようになりました。
僕も犬の道のど真ん中を歩いていました。
頑張る事は成果に直結するとは限らない。
自身のプロセスに誇大評価を与えていた自分としては、
結構ショッキングでしたが、良薬は口に苦し。
早めにパラダイム・シフトができ当時の上司にはいい表せない程感謝しています。
そろそろ期末。
常に軌道修正を積み重ねて来た結果、停滞する事なく少しずつ前に進むことができました。
初の自力達成が見えてきているのですが最後に大きな山がやってきました。
右往左往せず、シンプルに突き詰め限りあるHPとMPを振分、
適切な武器をチョイスし徹底する。
次のステージに行くための正念場です。
勝負はテーブルにつく前に決まっている。
さあ、準備をしないと。